虫歯予防/スマイル歯科 2016/4/19

こんにちは( ¨̮ )スマイル歯科クリニック衛生士の那須ちゃんです★

私は先日、岡山大学で行われた仲井雪絵先生の講演会に行ってきました。 仲井先生は、昨年まで岡山大学の小児歯科に勤務され、 数多くの研究を行われてきた方なんです。 今年からは臨床から教育の場へ活動を移され歯科衛生士を目指す学生達への 熱心な授業をされているでしょう。 仲井先生の授業が受けられるなんて羨ましい限りです。

講演会のタイトルは 「マイナス1歳」からはじめるむし歯予防 ~キシリトールの活用による口腔健康へのアプローチ~

このタイトルにもある、マイナス1歳とは母子伝播予防 (赤ちゃんと同じスプーンやお箸を使う事で虫歯菌が移ってしまうこと)のために 妊娠期から母親の口腔内状態を改善し、 産まれてくる子供の虫歯菌をコントロールするという事です。 これは現在の小児う蝕予防の最先端戦術と考えられているそうです。 一般的に虫歯の発生の主原因は、ショ糖の多量摂取とされています。 しかし現代はむしろモノで溢れる世の中です。 完全にショ糖摂取をシャットアウトする事は不可能でしょう。 「あれもダメ、これもダメ」という指導で一定の成果を上げることはなかなか難しいようです。 「あれもOK」「これも大丈夫」とプラスの発想に変えられる予防法。 ‘'最小限の努力で最大の効果’‘が期待できる予防法。 それがキシリトールです！みなさんも始めてみませんか？

◆ポイント1 キシリトールの摂取量 仲井先生の推奨する１日のキシリトール摂取量は5～10ｇ 歯科専用キシリトールガム……1粒 1.3ｇ 市販のキシリトールガム……1粒0.5ｇ程 これだけの差があるのなら、少ない量で済む歯科専用の キシリトールガムの方がラクに摂取することができます。

◆ポイント2 ダラダラ食べる！ 1日4回以上に分けて噛んだ方が長時間キシリトールに 触れる事ができて効果が高いです！

むし歯の原因菌を減らし、歯ブラシでも簡単に歯から剥がれやすくなる 善玉菌に変えてやることでむし歯を予防するのです。

妊婦さんのみならず、この方法はみなさん実践可能です。 テレビを見ながら、買い物しながら、車を運転しながら、 楽しく美味しくむし歯予防をしていきましょうꉂꉂ ( ˆoˆ ) スマイル歯科の待合室にも、 この本が置いてありますので是非手に取って見てみてくださいね( ¨̮ )

—————————————————————————————— 医院名 スマイル歯科クリニック 所在地 710-0841 岡山県倉敷市堀南628-12